あと1勝すれば目標を達成できる。
僕たちの部活は、入学当初から「近畿公立大会出場」を目標に頑張ってきた。
個人戦の結果によって、まずその大会の予選に出られるかどうかが決まる。

そして、メンバー各々が個人で頑張った結果、近畿公立大会の県予選に出場することができた。
そして、トーナメントを勝ち上がり、準決勝に進出した。
近畿公立大会に出られるのは3校。

そう。あと1勝すればよいのだ。
まず準決勝。ここでは惨敗してしまった。

最後の3位決定戦。勝てば夢の近畿公立大会。
そこで、自分は慣れていない場面での出場となった。
とてつもなく緊張してしまい、足がつってしまった。
自分でも何が起きたかわからなかったが、ただ立てなかった。
何とか試合は最後までやり遂げたが、負けてしまった。
そして、僕が負けた瞬間にチームの敗退が決まった。

とても悲しかったが、チームメートの温かい言葉で何とか救われた。

僕が今もその競技を続けているのは、あの時の悔しさや仲間の大切さを教わったからかもしれない。